2009年 02月 02日
「異邦人」オープニング
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Paul Valery Museum, Sete, France


昨夜(1月31日)は、僕の個展のオープニングだった。120人もの人が来てくれて、一時は人が詰まりすぎて、ギャラリーを歩き抜けるのも困難な状態だった。いったいどのくらいの人が来てくれるのか、まったく予想がつかなかったので、食べ物や飲み物を最初の予定の2倍にしておいて本当に良かった。食べ物は和洋両方を用意していたが、和食では日本人のゲストが23人ぐらいだったのにかかわらず、特大の丸盆に5つ用意した握り寿司と巻き寿司以外に、100個作ったいなり寿司 (妻と僕とで作った) がきれいに無くなったということは、アメリカ人のゲストが食べた、ということだろう。
何よりも嬉しかったのは、知り合ったゲスト同士が、うらに流しているジャズが聞こえなくなるほど賑やかに話がはずんで、普通の展覧会のレセプションのようなよそ行きの雰囲気がなく、帰る頃にはみんなが友達になっていたことだった。僕は記録のためにとカメラを用意していたけれど、写真を撮る時間など、タダの1秒もなかった。

展覧会というものに慣れていない僕は、オープニングというのはパーティのようなもので、飲んだり食べたり話したりの社交の場で、ビジネスの場だとは思っていなかったから、混雑の中を義妹のジュリーがそばにきて、「売れてるわよ」と耳元にささやいたときに、へぇーと驚いていた。
あとで、ギャラリーのオーナーのS夫人の会計報告では、壁にかけた全紙大のフレームに入った作品が8点、写真集「異邦人」が8冊(売り切れ)、それ以外に5x7インチのプリントが16枚売れた、と聞いてまた僕はまた、へぇーというほかなかった。そういえば、本やプリントに何十回とサインをさせられて、摂取したアルコールの量に比例して、サインがすこしずつ崩れて行き、最後の頃にはロックスタ-のサインみたいにアブストラクトになっていた。
S夫人によれば、僕のオープニングは大成功だったそうである。

みなさん ありがとう


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# by september30 | 2009-02-02 05:49 | 過ぎて行くこと